福島市のNPO法人工房おりをり(鈴木美佐子理事長)は、自宅で蚕を育てられる「お蚕さま飼育体験キット」を販売する。お渡し会は6月6日と7日の両日、同市飯坂町中野の染織工房おりをりで午前10時から午後3時まで行われる。
体験キットの目的と内容
この体験キットは、長く受け継がれてきた養蚕文化への関心を高めるとともに、子どもたちに命の大切さを実感してもらうことを目的としている。昨年に続く販売で、セットには約3センチに育った蚕10頭、染織工房おりをりの裏山で育てた無農薬の桑の葉、専用の飼育箱が含まれる。蚕に桑の葉を与えると、約2週間で繭になる。繭になった後は、糸を取ったり、繭細工の材料にしたり、蛾になるまで育てるなど、自由に体験できる。また、同工房が飼育のサポートを提供する。
関連ワークショップ
同工房では、糸取りや真綿づくり、シルク化粧水作りなどのワークショップも開催している。鈴木理事長は「養蚕は、なくしてはならない福島の文化。先人の知恵を受け継ぎながら続いてきた養蚕を通じ、福島の歴史を知るきっかけにしてほしい」と語っている。
販売詳細
キットの価格は4000円。お渡し会で受け取れない場合は、福島市大町の絹工房おりをりでも受け取り可能。問い合わせは同NPO事務局(メール:shop.oriwori@gmail.com)へ。



