福島県富岡町に位置するワイン醸造所「とみおかワイナリー」は、開所1周年を記念したイベントを23日から開催し、来場者たちが新たに発売された100%富岡産ワイン第2弾を堪能した。イベントは24日まで続く。
町民有志から始まったブドウ栽培
このワイナリーのルーツは、全町避難中の2016年にさかのぼる。町民有志がブドウ栽培を手がけ始め、JR富岡駅東側などに畑を広げてきた。当初は町外の醸造所を借りてワインを生産していたが、昨年5月に自前の醸造設備を備えた「とみおかワイナリー」を正式に開所。以来、富岡産ブドウのみを使用したワイン醸造を本格化させている。
第2弾は3種、ショップで販売中
今回発売された第2弾は、「シャルドネ(樽発酵)」(5500円)、「ソーヴィニヨンブラン」(3300円)、「メルロ」(3630円)の3種類。ワイナリー内のショップで購入できる。イベント会場では、来場者がピザ作り体験や音楽ステージを楽しむ光景も見られた。また、併設のレストランでは1周年特別コースが提供されている。
ワイナリーの遠藤秀文社長は、「多くの方々の協力で完成した富岡産ワインを、ぜひ味わっていただきたい。100年後を見据え、歴史を地道に刻んでいく」と意気込みを語った。訪れたいわき市の増田亜矢子さんは、「富岡の魅力が詰まったおいしいワインです」と笑顔を見せた。



